洞爺湖または天体のメソッド聖地旅行記

昨年、モグコミ小樽(2回目)の公録が大変良かったのと、

北海道は楽しかったので、翌年もまた公録あれば行こうと思った次第。

いや、なかったらなかったで普通に旅行すればいいし、……ということで、かなり早い時期に格安航空券をおさえたんですよね。

それでまあ、結局、今年はなかったわけですけれど(他の公録あったからねえ)、

というツイートは、そういうことです。

そんなわけで、北海道のどこにするかを考えた結果、洞爺湖温泉に決定。去年も行ったけど、日帰りだったし、肝心の温泉にも入ってなかったし。

(今回、洞爺湖行く前に千歳に滞在して、某洋食屋へ2回行ったりしたけど、その辺の話は置いといて。)

ホテル

値段とか空き状況とかで選んだら、ここ(洞爺温泉ホテル華美)でした。

華美は「はなび」と読むようです。ホテル内食堂の名前は華湖だったので「はなこ」を期待したのですが「かこ」でした(どうでもいい)。

コストパフォーマンス含めて概ね良かったけれど、注意点というか気づいたことを。

  • 外観や部屋の中はきれいにリニューアルされてるけれど、部分的に古い(オートロックのない部屋のドア・連動してない2台のエレベーター)。特に困ることはなかったですが。
  • 食事はバイキング形式で、種類はかなり豊富だけれど、地場の料理というよりは普通のホテルでよくある和洋折衷。
  • 一人用の部屋は、山側(湖が見えない)の洋室しかない。二人以上の部屋は和室と洋室があるけれど、畳の和室にもベッドが入っているらしい。
  • 露天風呂は日替わりで男女入れ替え。一泊だと朝か夜どちらかしか入れない。まあ露天でなくてもいい感じですが。
  • 風呂が1階より少し高い程度の位置なので、目隠しがかなり高い位置まである(そうしないと外から丸見え)。なので、温泉につかりつつ湖を眺める……というのはできない。

外国人観光客がメインターゲットと考えると、(和室にベッドとか)いろいろ納得がいく感じ。

あ、天体のメソッド(後述)6話のモデルになってるのは外観だけで、中の作りは全然違います。

天体(そら)のメソッド

2014年の秋アニメ。舞台の霧弥湖のモデルが洞爺湖なわけです。

年100本とかいう単位でアニメ新作が作られるご時世なので、続編とかなく4年も経つと「過去のもの」にされがちですが、

洞爺湖観光情報センター(洞爺湖温泉バスターミナルの上):

民芸御殿:

レストラン「望羊蹄」:

……と、いろんなところに作品関連のモノが残っていて良かったです。

関連ツイート

整理された聖地巡礼記は他にたくさんあるので、細かいことはパスして、印象に残ったところを。

主人公の乃々香が、過去のことを思い出す印象的なシーンの舞台。

幼稚園なのですが、2000年の有珠山噴火でこんな状態に。で、意図的にその状態を残してあるわけです。

一般に、被災地をそのまま残すのは記録としての意義がある一方で、場合によっては現地の人の忘れたい過去(トラウマ)を思い出させてしまうこともあったりして難しいのですが、ここの場合は全員避難して犠牲者ゼロだったので、こういうこともできるんだろうなあと思う次第です。

花火

天体のメソッド作中では円盤のせいで花火大会がなくなってしまった設定でしたが、洞爺湖には円盤がないので花火があります。ゴールデンウィークから10月末の約半年間、(荒天時以外)毎日あるようです。

翌日は船に乗って、温泉街を背景に花火鑑賞。

トータル20分弱くらいかな?

みどころっぽい部分だけ動画にしたので、全般にはもう少しまばらです。

その他

2008年洞爺湖サミットの会場、ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ。安い部屋なら1泊5万円くらいで泊れそう(?)。

その付近からの眺め。スマホの写真では伝わりにくいけど素晴らしい。

反対側は海が見えるし、さすがに良い立地ですね。

以上。

今回は連泊・レンタカー借りっぱなしという贅沢仕様だったのでいろいろ見れましたが、公共交通機関だけだと行ける場所は限られますね。逆に、レンタカー借りっぱなしなら、洞爺湖温泉以外の場所に泊まるのもアリかも。天文台のところ(森と木の里センター)もいつか泊まってみたいですね。