PC-FXと3DとTetsujinと

関係者でもなんでもないので真実はわからないのですが。
「ハドソンのTetsujinが完成していればPC-FXには3D機能が搭載されていた」説について:

その1
Wikipediaによれば

元々はハドソン社によって開発されていた次世代ゲーム機のためのチップセット(コード名「TETSUJIN」)を搭載する予定であったが、そのうちの3D用表示用チップ・HuC6273(クボタコンプスとの共同開発のグラフィックチップ)の開発がPC-FX製品化に間に合わなかったということになっている[注 1][要出典]。

PC-FX – Wikipedia

TETSUJINというチップセット(の完全なもの)が搭載されていれば、3D表示ができたはずという主張、つまり冒頭の説である。

(出典はないし、続けて書かれている通り否定されている。)

その2

●当初はNECのチップを搭載する予定だったが、共同開発元のハドソンの強い要望で動画再生能力に長けたハドソンの「テツジン」チップを積むことになる。

FXの歴史が一目で分かる!PC-FXの歩んだ道! – BIGLOBE

NECのチップを搭載する予定だったのが、ハドソンのテツジンというチップを積んだと主張している。
参考文献は後ろにまとまっていて、それらのどれが出典かは不明。

その1その2だけで既に矛盾している。

その3
月刊PCエンジン1992年7月号によれば、1992年5月18日に帝国ホテルで「ハドソン創設20周年記念」の記者発表会があり、そこで「32ビット半導体チップセット」が紹介されたとのこと。
取り上げられているチップは5つで、
HuC6261 – カラーパレット関連ビデオインタフェース(PC EngineのVCE (HuC6260) の後継?)
HuC6271 – フルカラー動画デコーダ(Motion JPEGデコーダ)
HuC6272 – データ転送コントローラ(メモリコントローラ?)
HuC6230 – サウンドデコーダ・ミキサー(PC EngineのCPU内蔵音源相当 + ADPCM?)
HuC62320 – CPU
セットの名前はHuC62とされ、特にTetsujinとは呼んでいない。
(PC EngineにもHuC62で始まるチップは積まれているが、ここではHuC62をこの32ビットのシリーズとする。)
これらを積んでいると思われるボードの写真もある。

その4
1992年のCES(アメリカ)で発表されたモノは上記のHuC62のボードと考えられる。
(ただし、断片のみで、きちんとした記録は発見できず。)

当然この時点で3Dを担うHuC6273は存在しないが、ややこしいのは3Dのデモがあったらしいこと(Super Star Soldier 3Dなどと呼ばれている)。
想像だが、メガCDのシルフィードのように、予め3D演算を済ませたデータを再生していたのではないか。

その5
出典不明だが、The Strange (and Rare) Videogame Pics Pageでは、先のボードが HUDSON 32 BIT PROTOTYPE SYSTEM AKA IRON MAN AKA PROJECT TETSUJIN と紹介されている。
また、この時点でNECは関係ないとしている。

その6
1994年に、NECが開発中のTetsujinを破棄して作り直したという記事が出ている (ex. Iron Man heads for scrapyard, Edge, May 1994)。
同時にFXという名称が発表されている。(もう少し前に出ていた情報かも。)
NEC’s original 32bit Tetsujin Boardとして紹介されている写真は、どう見てもHuC62のボードである。
(この記事に限らず「NECが開発した」と紹介されていることがある。)

その5その6も矛盾している。

その7
Edge, Aug 1994 でNECアベニューの方から「開発中のFX用次世代ゲームは3D技術を使っている」(意訳)と聞いたと書いてある。
その続きのNECの方へのインタビューでは、「TetsujinとFXは完全な別物ではなく似ている」「Tetsujinは過去のプロジェクト(FXになった)」「FXは異なるCPUを持つ(その後でV810と説明)」でTetsujinHuC62を指しているように読める。また、その中で「ポリゴンチップはない」と明言している。

まとめ
転がっている情報と情報の間に矛盾が多いが、全体的に見て以下の通り。

  • PC-FXがFXという名前になる前のものがTetsujin (Iron Man)と呼ばれていた。ハードウェアの名前なのかプロジェクトの名称なのかは曖昧。きっとTetsujinという概念。
  • TetsujinがFXになったときに、CPUがV810になった。
  • NECが元々作っていたTetsujinというものがあって後からハドソンのHuC62に置き換わったのか、最初からHuC62Tetsujinだったのかは不明。ただ、FXになる直前の時点でのチップセットに関して言えばHuC62Tetsujinと考えて良さそう。
  • HuC62発表時点でポリゴンはなかったし、FXの時点でもポリゴンはないと明言されている。つまり、3Dチップの含まれたTestujinと呼べるものは存在していない。
  • HuC62の3Dデモや3Dの次世代ソフトへの言及などで混乱している感があるが、必ずしもPSやサターンのようなポリゴンではなく、3D動画再生のようなものも含めて3Dと呼んでいた可能性がある。あとは他機種を牽制するブラフとか

そんなわけで、どちらに転がってもその1のWikipediaの記述は間違っていると言えそう。

週末どき魔女日記

週末は東京。
待ち時間とかが結構あったのでDSどき魔女。
だが,公の場でやるのはいろいろ問題があるようなないような。
…目立たない場所でこっそりやってた。
ネオポケの広告コピー「BOYを捨てる時がくる」ネタで吹いた。
れんげどん濃すぎ。

1,500円

中古のPCゲーム買ってきた。
ググるとパッチがあることだけはわかるんだが,
製作会社潰れてサイトなくなっとる。
ミラーとかもない。

ファイアーエムブレム

中古で買って(10年以上)放置していた「暗黒竜と光の剣」を起動。しばらくは順調に動いていたが,1章でリフを仲間にして2章に行ったあたりから,マップ画面で画面がちらついてしまいには真っ黒になる。「紋章の謎」で傷薬になってしまったリフの呪(略)
会話(語り?)シーンとかメニュー出した状態で画面が止まっているときは普通に映るのだが…。なので,頑張ればプレイはできるが,どう考えても目が悪くなる。
ソフトが悪いか本体(ニューファミコン)が悪いか切り分けるために「外伝」を起動したところ,同じ症状だった。
さて,どうしたものかねえ。
そのときに外伝を少しだけやっていて改めて思ったのは,(RPGっぽい演出とか独自色は良く出ているが)肝心のシミュレーション部分が駄目。マップが大味で「1マス」の重みがないというか。
そういえば,両作ともまだセーブデータのバッテリバックアップが生きてた。発売から17年, 16年。比較的新しいタマなのかもしれないがそれでも余裕で10年以上経っている。

自家製サントラ

ふと数年前に買ったゲーム(PC)の曲が聴きたくなって引っ張り出した。でもセーブデータとか消してしまってたので、曲のファイル(一般的でない形式)を取り出して、そのままでは聴けないので44.1kの普通のWAVに変換してCDに焼いてみた。で、聴こうとしたところ…
…なんかメディアプレイヤーで曲名が正しく表示されるんですが。