mucom88のDコマンドではなくてOPNA(FM音源)のパラメータの方のDTの話。
あんまり効きが良くないよねーということで調査。
方法
こんなのを鳴らしてみる。
@1:{
0, 0
0, 0, 0, 15, 0,127, 0, 1, 0
0, 0, 0, 15, 0,127, 0, 1, 0
0, 0, 0, 15, 0,127, 0, 1, 0
31, 0, 0, 15, 0, 0, 0, 1, 0,""}
@2:{
0, 0
0, 0, 0, 15, 0,127, 0, 1, 0
0, 0, 0, 15, 0,127, 0, 1, 0
0, 0, 0, 15, 0,127, 0, 1, 0
31, 0, 0, 15, 0, 0, 0, 1, 3,""}
# *1{D0[c2.r4D1+]10 r2}
# *2{D0[c2.r4 ]10 r2}
A t148v15@1 o1 *1 o2 *1 o3 *1 o4 *1 o5 *1 o6 *1 o7 *1 o8 *1
B v15@2 o1 *2 o2 *2 o3 *2 o4 *2 o5 *2 o6 *2 o7 *2 o8 *2
トラックAはOPNAのDTは0で、D0~D9に変化させながら各オクターブのcを鳴らす。トラックBはOPNAのDTは3でD0のまま同じ音を鳴らす。
楽器の調律と同じ要領で、周波数がずれていればウネるし、一致していればウネらない、はず。
結果
o1cだとD4と同じくらいだけれど、2オクターブ毎に半分になって、o7cだとD0.5相当(そういう指定はできない)。o8cはそれ未満と思われる。
ただ、これはMUCOM88Winのエミュレーション (fmgen) なので、実機を調べたいところ。
そういえば、マルチプルを高く(2, 4, 8倍に)設定してオクターブを下げて鳴らした方がデチューンの効きがいい、というテクニックがあったのを思い出した。マイナス側も効果は同じくらいのようなので、DT3と7 (-3) でシーケンスがo3以下になるようにすれば、そこそこ昔のゲームっぽいデチュ―ンになりそう。(当然、最初から高いマルチプルを含んでいる音には使えないテクニックですが。)