スマートフォンで細かい文字等を読むのがキツくなってきて、眼鏡を替えたりいろいろしてみたもののイマイチだったので、11.5inchのAndroidタブレットを導入。(E Ink Android 端末の BOOX もあるけれど、今回の目的には合わなかったので別。)
スマートフォンには電話や電子マネーの用途もあるので全面移行とはいかないけれど、同じOSなので一部アプリケーションはすんなり移行完了。
しかし、画面が大きいとレイアウトを変更して情報を詰め込もうとするアプリケーションとか、無駄な装飾が増えて表示領域を限定するアプリケーションもあるんですよね。ただ表示をデカくして欲しいのだけなのに。
文字だけなら設定でフォントを大きくする手もあるけれど、レイアウトのせいでかえって読みにくい場合もあり。
調べた結果、設定→システム→開発者向けオプション→描画/最小幅を800dpから(適当に)400dpにしたところ、望んでいたスマートフォンと同等でデカいだけの表示に。Android 10 だけど、前後のバージョンでも同じだと思う。
電子書籍の漫画とかの表示は変わらないかと思ったけれど、横画面で使うときにナビゲーション(▲ ● ■ のあれ)が下(長辺側)ではなく横につくようになって、Immersive モードにならない電子書籍では元より若干大きく表示されるようになった。(ワイド画面なので横方向は元々余裕がある。)
追記 (2021-04-15)
最小幅600未満にすると、何故かナビゲーションの戻るボタン(▲)の判定がボタンの周囲(押したときに色が変わる部分)だけでなく画面左端近くまであって、誤タッチしやすいという問題を発見した。
反対側のタスク切替ボタン(■)は特に変化なし。
最小幅600というのは、開発者向けオプションを使わなくてもディスプレイ→表示サイズを最大にしたのと同じ。これ未満を想定していないというのはありそうな話だけど、なんで戻るボタンだけ判定が変わるのかは謎。