コンピュータ

続・ThinkPadはもうだめか

ThinkPad T440sの不具合は増えるよどこまでも。

電源入れたまま閉じて、しばらくして開くと、結構な頻度で画面が激しく点滅するモードに入ってしまう。

そして、画面端付近はうっすらと、(ログイン画面なのに)閉じた時点の画面が映っている。

再起動しても症状は変わらず。点滅はもちろん再起動前の画面がうっすらと残っていて消えない。液晶パネル(ドライブする部分も含めて)の問題?

あと、この再起動の時にSSDを認識しなくなったり。

一旦電源を切って起動し直したら全部治ったけど、わりと簡単に再現する。

あまりにも多くのデバイスで不具合が出るけれど、個々のデバイス全部が不良とは思えないので、何か根本的なところに欠陥があると思う。

早く買い換えたい。

さくらVPS v4と旧プランの比較

dmesg の比較(diff -u の結果の一部)で – が以前から使っている旧プラン(大阪)、+ が現行v4(東京)。
ただし、NetBSD 7.0_BETA/amd64。

プランはいずれもCPU仮想2コア, メモリ1GB, HDD100GB。

qemu が違う(バージョンが上がってる)っぽい。

-Red Hat KVM (RHEL 6.3.0 PC)
+QEMU Standard PC (i440FX + PIIX, 1996) (pc-i440fx-trusty)

物理ハードが新しいっぽい。
(qemuのオプションで変えられるから本当かどうかは謎)

-cpu0 at mainbus0 apid 0: Westmere E56xx/L56xx/X56xx (Nehalem-C), id 0x206c1
-cpu1 at mainbus0 apid 1: Westmere E56xx/L56xx/X56xx (Nehalem-C), id 0x206c1
+cpu0 at mainbus0 apid 0: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2640 0 @ 2.50GHz, id 0x206d7
+cpu1 at mainbus0 apid 1: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2640 0 @ 2.50GHz, id 0x206d7

このへんも qemu のバージョンの違いか。

+hpet0 at acpi0: high precision event timer (mem 0xfed00000-0xfed00400)
+timecounter: Timecounter "hpet0" frequency 100000000 Hz quality 2000
 ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S0_] (20131218/hwxface-646)
 ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S1_] (20131218/hwxface-646)
 ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S2_] (20131218/hwxface-646)
-ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S3_] (20131218/hwxface-646)
-ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S4_] (20131218/hwxface-646)
 piixpm0 at pci0 dev 1 function 3: vendor 0x8086 product 0x7113 (rev. 0x03)
 timecounter: Timecounter "piixpm0" frequency 3579545 Hz quality 1000
 piixpm0: 24-bit timer
-piixpm0: LNKS: _SRS failed: AE_NOT_FOUND
-interrupting at ioapic0 pin 9
+piixpm0: interrupting at ioapic0 pin 9

virtio のデバイス認識順序が違う。
(略)

qemu のバージョン…

-uhidev0: QEMU 0.12.1 QEMU USB Tablet, rev 1.00/0.00, addr 2, iclass 3/0
+uhidev0: QEMU QEMU USB Tablet, rev 2.00/0.00, addr 2, iclass 3/0
 atapibus0 at atabus1: 2 targets
-cd0 at atapibus0 drive 0: <QEMU DVD-ROM, QM00003, 0.12.1> cdrom removable
+cd0 at atapibus0 drive 0: <QEMU DVD-ROM, QM00003, 2.0.0> cdrom removable
 cd0: 32-bit data port
-cd0(piixide0:1:0): using PIO mode 3
+cd0: drive supports PIO mode 4, DMA mode 2, Ultra-DMA mode 5 (Ultra/100)
+cd0(piixide0:1:0): using PIO mode 4, DMA mode 2 (using DMA)

大きな違いはなく、どちらも安定しているようです。

VPSなので利用状況によって変動はあると思いますが、整数演算などは新しいv4の方が少し速く、ファイルI/O他は同程度のようです。

わざわざ乗り換えるほどではないですが、新規なら v4 で良いと思います。増設の場合は、同じリージョンでないと(仮想)スイッチが使えないので、どうするか迷うところ。

ThinkPadはもうだめか

ThinkPadマニアというほどではないが、長く使っている。

X22
これといったトラブルは記憶にない。後継機買ってから使わなくなって、しばらくして起動したら液晶に縦線が入るようになった。
でも、今でも動くことは動く。

X60s
本体閉じて上部にあるLED(電源とか)を覆っているシールが、使用1日目で剥がれた。後にカードスロット周りが割れた。(どう見ても強度足りない)
といった感じで、外装がボロボロなのと、WiFi使うと異常に熱くなるのが難。
それらを除けば、特に使用上の支障はなかった。

X200s
これもX22並にトラブルなく安定。

で、自宅でデスクノート的に使うために1年半ほど前に(いつものXではなく)T440sを買ってみたのだが、これが大失敗。

bluetooth: 全然安定しない。ホスト側のデバイス(周辺デバイスではなく)が度々認識しなくなる。ドライバを更新して少しマシになったが頻度が下がっただけ。その上でUSBハブをセルフパワーのものにしたらほぼ安定した。
USBデバイスはeLicenserとフラッシュメモリ(WAVESライセンス用)とオーディオ (UR-22) くらいしか挿してないので、これで電力不足と言われても困るのだが。

video: 時々チラつく。それだけでなく、チラついた瞬間に一部のアプリケーションの描画がおかしくなる。例えば、Flashのアプリ(艦これともいう)が真っ黒になって復帰しなくなるなど。
Lenovo提供のドライバを捨てて、Intel純正ドライバを手動で入れたら治った。

ボタン一体型タッチパッド:とにかく使いにくい。(仕様)
後継のT450では改心して物理ボタンに戻ったらしいが…。
正直トラックポイントと左右ボタンだけでいい。パッド時々触ってしまって邪魔。
パッド切っておけばいいんだけど、bluetoothマウスが上記の通り不安定だったので仕方なく残してあった。

キーボード折れた
正直、通常使用でキーボード壊れたのは人生初。キートップ裏のツメが折れてると思う。

他にも、底面の製品番号やシリアルナンバー記載が、視力弱い私には読むのが難しいくらいの小ささだったりとか、いろいろ。

先の Superfish 騒ぎ(該当はしていなかった)の時の対応なんかを見ても、もう次はないなあという感想。

しかし、何を買えばいいやら。

Twitterアカウントロック

突然のアカウントロック。
結局、Twitter側の不具合だったようですが。

解除しようと試みたときにひっかかった問題(らしきもの):

  1. 携帯電話がないと解除できない?
  2. +81 まで選択されているので 90-XXXX-XXXX と続けるのが正しそうだけど、090-XXXX-XXXX という入力を想定してるっぽい?
  3. イギリス (+44) からSMSでロック解除のコードが届く(届いた)ので、海外からのSMSを受け付ける設定にしないといけない。
  4. コードが届いたとき、コード入力フォームを閉じてしまっていると、電話番号から入力し直し。
  5. 電話番号の入力回数に制限がある。(コード入力フォームにも到達できなくなる)

まあ、滅多にお世話になるようなものじゃないだろうけど、かなり不親切最高にロック。

Cubase on Windows 8.1

不具合のようなもの:

  • Cubase起動時にeLCがエラーを起こす
    ⇒Soft e-Licenser が触る領域が読めないらしい。一度 eLCC を Administrator 権限で起動したら治った。
  • ウィンドウが拡大されてしまう
    ⇒C:\Program Files*\Steinberg\Cubase*.exe のプロパティの互換性のところで DPI スケーリングを無視する項目をチェックする。

マイナーバージョンアップの割には影響のある変更が多い感じ。Windows 8 の「何が何処にあるかわからない」状態は多少改善されているけれども。

NetBSD/amd64 on さくらVPS

一番安いプランの試用を始めました。

何の変更もなく6.1 (RC) のISOで起動。今のところ負荷をかけても安定しているようですので、そのまま契約しそうな流れです。

ACPIやSMPは切らなくても問題ないようです。

CPU は Intel(R) Xeon(R) CPU E5645 と認識されますので、x86_errataも関係ありません。

NetBSD/amd64 on CloudCore VPS (3) 終了編

事実関係は以下の通り。

  • 2013年3月15日に再起動を伴うサーバのメンテナンス。一週間前に予告。内容は「仮想環境の再起動に時間がかかってしまう不具合」の解消とのこと。
  • メンテナンス後に再起動に失敗。以前使用したISOイメージも起動せず。
  • 起動しない症状と同じものを発見。 https://bugs.launchpad.net/qemu/+bug/897771
  • 問い合わせたところ、このバグを含むバージョンの qemu-kvm であるとの回答。qemu-kvm-1.1.1 以降では修正されている (http://tima-sls.imag.fr/viewgit/general/?a=commitdiff&p=QEmu&h=cdde6ffc27517bdf069734fbc5693ce2b14edc75) が、導入したホストOSの基本パッケージを使用するため、対応の検討はしないとのこと。

まあ、こちらは動作保証外のことをやってるし、個別にバグ修正を行わないというのもわからなくはないんであきらめるわけですが、「試用して動くことを確認して契約したら違う環境になってしまった」というのは結構困った話なのではないかな。

普通に提供されている環境で使う分には、サポートの返事も早いので悪くはないかと思います。念のため。

これが1年契約の初日とかであればもう少し頑張る可能性もあったのですが、もう3/4は使ったので更新なしで終了かなといったところ。次を探さないと。

build.sh ベンチ

NetBSD 6.0 リリース記念企画(嘘)

build.sh tools は済の状態から build.sh -j ${NCPU} -u -x distribution したときの build.sh started ~ ended までの時間計測大会。
(実際には -T, -O, -X -U あたりも指定してますが略)

Thecus N0503
CPU: Intel Atom N270 1.60GHz (NCPU=2)
Memory: 1GB
Disk: SSD1個でRAIDなし (80GB)
OS: NetBSD 6.0 i386
Time: 11:31:59

Thecus N2800
CPU: Intel Atom D2700 2.13GHz (NCPU=4)
Memory: 2GB
Disk: HDD2個でRAID1 (2TB)
OS: NetBSD 6.0 amd64
Time: 03:05:07
(-j 1 だと 07:13:29)

CloudCore VPS
CPU: AMD Phenom 9550 と表示されるけど KVM 上なので意味なし (NCPU=1)
Memory: 2GB
Disk: virtio上のld (100GB)
OS: NetBSD 6.0 amd64 (+x86_errata無効パッチ)
Time: 03:35:42

Thecus N0503

旧機種のN0503も入手しました。「3.5インチのディスクが3台」または「2.5インチのディスクが5台」も内蔵できます。

これも、CPUがAtomとのことなので普通のPCかと思いきや、VGA出力がない。

PCIスロット(Expressではない)が1つあるので、そこにビデオカードを挿して(あとはUSBキーボード等を繋いで)やると、普通のPCになるようです。手元になぜか未開封(1996年モノ)のMatrox Mystique (PCI) があったので、開封して挿してみたところ動きました。

N0503のマニュアル類に、PCIスロットについての説明がほとんどないですが、背面のフタ(ネジ4本)を外し、その中の外周のネジ8本を外し、前面フタを開けた中の黒いネジ4本(2.5インチ用のケージは外さないと見えない)を外せば、中身が背面から引き抜けます。

N2800と比べた場合、前述の通りディスクが多く積めて良い面もあるものの、旧機種なのでCPUが旧型だったりメモリや内蔵フラッシュが小さいです。CPUはAtom N270なので、64bit非対応。メモリ1GBでフラッシュは128MB。測ってないですが、省電力仕様ではあるかもしれません。

OSを入れ替えたりする用途にはオススメしませんが、一応やればできるということで。

Thecus N2800

Thecus N2800を購入しますた。

CPUはIntel Atom D2700でメモリ2GB。HDDは付いてませんが2台まで内蔵可能。LAN端子も2つあるので、家庭用のファイルサーバ兼ルータみたいな使い方がメインでしょうか。

最初から1GBのストレージにLinuxベースのNASのソフトウェアが入っていて、電源とネットワークだけ繋いだ後、他のPCからウェブブラウザで設定するようになっています。

が、それ以外はまったく普通のPCなので、ディスプレイ(アナログ)やらUSBキーボード・マウスやらUSB光学ディスクドライブやらを繋いで他のOSを動かすことも可能です。起動時にF2だったかを押せばよくあるBIOSの設定画面になります。

せっかくのNASのソフトウェアがもったいないですし、PCとしての性能は微妙ですので、Windows動かすとかそういう用途にはお勧めはしませんが。

というわけで(?)、お約束のNetBSDのdmesgなど。