NetBSD/amd64 on CloudCore VPS (3) 終了編

事実関係は以下の通り。

  • 2013年3月15日に再起動を伴うサーバのメンテナンス。一週間前に予告。内容は「仮想環境の再起動に時間がかかってしまう不具合」の解消とのこと。
  • メンテナンス後に再起動に失敗。以前使用したISOイメージも起動せず。
  • 起動しない症状と同じものを発見。 https://bugs.launchpad.net/qemu/+bug/897771
  • 問い合わせたところ、このバグを含むバージョンの qemu-kvm であるとの回答。qemu-kvm-1.1.1 以降では修正されている (http://tima-sls.imag.fr/viewgit/general/?a=commitdiff&p=QEmu&h=cdde6ffc27517bdf069734fbc5693ce2b14edc75) が、導入したホストOSの基本パッケージを使用するため、対応の検討はしないとのこと。

まあ、こちらは動作保証外のことをやってるし、個別にバグ修正を行わないというのもわからなくはないんであきらめるわけですが、「試用して動くことを確認して契約したら違う環境になってしまった」というのは結構困った話なのではないかな。

普通に提供されている環境で使う分には、サポートの返事も早いので悪くはないかと思います。念のため。

これが1年契約の初日とかであればもう少し頑張る可能性もあったのですが、もう3/4は使ったので更新なしで終了かなといったところ。次を探さないと。

M3-2013春

M3当選しました。

2013年4月29日(月)
東京流通センター(TRC)
第一展示場 P14a

イベントの詳細はこちらをご覧ください。 http://www.m3net.jp/

頒布物については、後日お知らせします。

同人関係のお知らせ

個人ブログなのでいろんな話題が混ざってます。同人関係を分けようかと思いましたが、分けるほどの量もないので、今後、同人関係のサイトには以下のURLを登録しようと考えています。

http://est.ceres.ne.jp/category/coterie/
要は同人カテゴリだけの表示。

RSSも拾えます。
http://est.ceres.ne.jp/category/coterie/feed/

パーマネント…かどうかはわかりませんが、できるだけこのURLを維持します。

build.sh ベンチ

NetBSD 6.0 リリース記念企画(嘘)

build.sh tools は済の状態から build.sh -j ${NCPU} -u -x distribution したときの build.sh started ~ ended までの時間計測大会。
(実際には -T, -O, -X -U あたりも指定してますが略)

Thecus N0503
CPU: Intel Atom N270 1.60GHz (NCPU=2)
Memory: 1GB
Disk: SSD1個でRAIDなし (80GB)
OS: NetBSD 6.0 i386
Time: 11:31:59

Thecus N2800
CPU: Intel Atom D2700 2.13GHz (NCPU=4)
Memory: 2GB
Disk: HDD2個でRAID1 (2TB)
OS: NetBSD 6.0 amd64
Time: 03:05:07
(-j 1 だと 07:13:29)

CloudCore VPS
CPU: AMD Phenom 9550 と表示されるけど KVM 上なので意味なし (NCPU=1)
Memory: 2GB
Disk: virtio上のld (100GB)
OS: NetBSD 6.0 amd64 (+x86_errata無効パッチ)
Time: 03:35:42

Thecus N0503

旧機種のN0503も入手しました。「3.5インチのディスクが3台」または「2.5インチのディスクが5台」も内蔵できます。

これも、CPUがAtomとのことなので普通のPCかと思いきや、VGA出力がない。

PCIスロット(Expressではない)が1つあるので、そこにビデオカードを挿して(あとはUSBキーボード等を繋いで)やると、普通のPCになるようです。手元になぜか未開封(1996年モノ)のMatrox Mystique (PCI) があったので、開封して挿してみたところ動きました。

N0503のマニュアル類に、PCIスロットについての説明がほとんどないですが、背面のフタ(ネジ4本)を外し、その中の外周のネジ8本を外し、前面フタを開けた中の黒いネジ4本(2.5インチ用のケージは外さないと見えない)を外せば、中身が背面から引き抜けます。

N2800と比べた場合、前述の通りディスクが多く積めて良い面もあるものの、旧機種なのでCPUが旧型だったりメモリや内蔵フラッシュが小さいです。CPUはAtom N270なので、64bit非対応。メモリ1GBでフラッシュは128MB。測ってないですが、省電力仕様ではあるかもしれません。

OSを入れ替えたりする用途にはオススメしませんが、一応やればできるということで。

Thecus N2800

Thecus N2800を購入しますた。

CPUはIntel Atom D2700でメモリ2GB。HDDは付いてませんが2台まで内蔵可能。LAN端子も2つあるので、家庭用のファイルサーバ兼ルータみたいな使い方がメインでしょうか。

最初から1GBのストレージにLinuxベースのNASのソフトウェアが入っていて、電源とネットワークだけ繋いだ後、他のPCからウェブブラウザで設定するようになっています。

が、それ以外はまったく普通のPCなので、ディスプレイ(アナログ)やらUSBキーボード・マウスやらUSB光学ディスクドライブやらを繋いで他のOSを動かすことも可能です。起動時にF2だったかを押せばよくあるBIOSの設定画面になります。

せっかくのNASのソフトウェアがもったいないですし、PCとしての性能は微妙ですので、Windows動かすとかそういう用途にはお勧めはしませんが。

というわけで(?)、お約束のNetBSDのdmesgなど。

次のイベント参加のお知らせ

コミックマーケット83の申込みをしました。
昔の歌謡曲っぽいのと、ダンスミュージックっぽいのを並行して作ってますが、どっちが出せるかは微妙です。
後日お知らせします。

上にあるイラストはサークルカットにざっくりと色を塗ったものです。

ついでに、背景の布っぽいドット絵(?)を描いたので、このブログの見た目を少し変えてみました。

コミックマーケット82(再掲)

新譜情報を加えて再掲です。

当選しました。2日目の8月11日(土)です。
土曜日 西地区 “う” ブロック 12a

頒布予定の物は、以下の通りです。

  • 「矩形波・ラブ」(新譜)
  • 「じゆうなうた」(2012年4月)
  • 「ヒカリの戦士」(2011年12月)
  • 「軽食喫茶 菜穂里たん」(2011年5月)
  • 「スーパーハカーのうた」(2010年5月)

あと、10年前に作ったゲーム系のが数枚あります。

NetBSD/amd64 on CloudCore VPS (2)

【追記 2013-03-19】以下は書いた当時の情報であり、2013年3月現在、ここに書いたような方法(x86_errata()の無効化)を用いてもCloudCore VPSでNetBSDは動作しません。

前のエントリを書いた後すぐに、ISOイメージからのbootができるようになりました。
(ただしbetaと書かれています。)

イメージアップロードに関する情報は、VPSのコントロールパネルのOSインストールの項にあります。秘密鍵ファイルのダウンロードもそこにあります。build.shで普通にiso-imageを作成し、NetBSDのsftpで以下のようにアップロードして起動できました。

$ sftp -i 秘密鍵ファイル名 -P 接続先ポート 接続先ユーザ@接続先ホスト
sftp> put ISOファイル名 /iso

併せてインストール時にvirtioのオン・オフが選べるようになり、NetBSDをvirtioオンでインストールした場合、ディスクやネットワークがvirtio経由のld, vioifになります。

アクセスの速さは…あまり変わりませんでした。