曲のコピーをする場合,だいたい下のような順序で行っていた。
(1) 適当にベタに打ち込む
(2) おかしいところをひたすら直す
(3) 抑揚とか装飾音とかをつける
(4) 更にアレンジ
出来上がったものを聴けばわかるように,大抵は(2)~(3)で力尽きてるが。
ごくまれに(1)で挫折することがある。発音数も音色数も限られている昔のゲームとかはともかく,一般的な曲だと聞き取れない箇所はいくつも出てくる。
そこで,離散フーリエ変換を使って「*.wavを食わせると画像にして出力する」とかいうプログラムを書いて,計算機パワーにものをいわせたインチキ(?)を試みた。耳コピならぬ目コピ。
上記の画像の元ネタはモノラルPSG3音(アルガーナより「パトロンの山」の一部)なので,鮮明に出ている。(3音以上見えるのは倍音成分)
しかし,結局わかったことは,問題となるような曲の「耳で聴いてもわからないような部分」は「目で見ても良くわからない」ということだった…。
という昔の話。(ファイル整理してたら画像が出てきたので書いてみた)