2016年7月

コミックマーケット90

1年ぶりに出ます。

2016年8月14日(日)西地区 “q” 40b です。

以前も少しだけ試した自動作曲っぽいもの(実際には全然自動でないので「アルゴリズム作曲」とでも呼びたい)を出したいと思っています。

AKNS-002
更新:ジャケットイラスト(っぽいもの)を追加しました (2016-08-06)

カセット…ではなく、中身はCDです。

民主主義は三度死ぬ

タイトルは特に意味なし。

選挙でなくてもよくある話だけれど、終わってからルールにケチをつけても仕方がないという話。

(架空の)有権者9万人の地区で1人を選ぶ際に、候補者が3人居て、
A氏 右派 支持者4万人(全員B氏が大嫌い)
B氏 左派 支持者3万人(全員A氏が大嫌い)
C氏 中道やや左 支持者2万人(C氏以外なら全員B氏寄り)
だとすると、

普通の国政や地方選挙のように、1名を選んで投票して最多得票が当選というルールだと、4万票でA氏が当選

組織の代表選とかでよくある、1名を選んで投票して過半数で当選・過半数取れなていない場合は上位2名で決選投票というルールだと、決戦でC氏の支持者がB氏支持に回るので5万票でB氏が当選

あんまり例はないけれど、必ず2名を選んで投票して最多得票が当選というルールだと、
A氏の支持者⇒B氏だけは嫌なのでA氏+C氏に投票
B氏の支持者⇒A氏だけは嫌なのでB氏+C氏に投票
C氏の支持者⇒C氏+B氏に投票
で、(消極的支持も含む)9万人全員の支持を得たC氏が当選

…といった風に、極端に単純化した例ではあるけれど、ルールによって当選者が変わるというのはよくある話なんですよね。

どの方法が正しいとも言えないのが難しいところなわけで、「別の方式なら勝ってた」「ぼくが考えた最強の選挙なら」みたいなのは負け惜しみ以上の意味がないわけです。