NetBSD/amd64 on ECS LIVA Z を書いてからしばらくして、TCSまわりの問題は改善していたが、NetBSD 10.0 にしてみたところ別のところでハマる。
boot 時に
boot device: wd0
root on dk1 dumps on dk2
root file system type: ffs
kern.module.path=/stand/amd64/10.0/modules
というメッセージまでは視認できるけれども、そこで画面が真っ黒になる。しばらく放置しても ping などに反応がないので、表示の問題だけではなさそう?
Drop to boot prompt の後に起動方法を変えてみる:userconf disable i915drmkms* の後 boot →intelfb0 のかわりに genfb0 が生えるが症状は変わらずboot -v →変わらずboot -x →起動する(でも boot.cfg に boot -x と書いてもダメだったりする謎)
起動したときの dmesg を見ても原因がさっぱりわからない。画面解像度が切り替わったあたりで何かが起きているようなので、とりあえず 800×600 のままになるようにした。gop 2 の後 boot →起動する
というわけで(?) /boot.cfg を修正
- menu=Boot normally:rndseed /var/db/entropy-file;boot
+ menu=Boot normally:gop 2;rndseed /var/db/entropy-file;boot
相変わらず kern.module.path の表示の後に、しばらく画面が真っ黒になるんですね。復帰した時には、既に各種デーモンを立ち上げるところまで進んでいます。
まあ、これで一応使えるか、と思ったら起動しない場合もある。うーん。
同じ Pentium N4200 の小型PCでも、SuperMicro SYS-E100-9APP は、以前も TSC の異常はなかったし、NetBSD 10 にしても今回のようなトラブルはなく普通に起動している(i915 周りは少し怪しいが)。いったい何が違うのだろうか?