続・timecounter “TSC”
追記:2020年5月頃からTSCまわりのコードが大幅に改善され,ここで示している cpu_counter_serializing()
などのコードは取り除かれています。
timecounter “TSC” の続き
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追記:2020年5月頃からTSCまわりのコードが大幅に改善され,ここで示している cpu_counter_serializing()
などのコードは取り除かれています。
timecounter “TSC” の続き
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追記:2020年5月頃からTSCまわりのコードが大幅に改善され,この症状はなくなりました。
NetBSD/amd64 on ECS LIVA Z の続き
sysctl
で kern.timecounter.hardware
を TSC 以外にしてやれば、時計の狂いはなくなるのだけれど、全部が解決したわけでもないらしい。
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自宅常時稼働鯖用に、型落ち?だけど LIVA Z を入手。
小型・ファンレス・LAN×2 で安価なのはこれくらいしか見つからなかった。
普通のPCだからあんまり問題ないだろうと思ったら、結構はまる。
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新しいオモチャ(新しいとは言ってない) pic.twitter.com/5mRh4E1UQr
— 雀宮 えすと (@est_suzume) 2019年7月1日
入手したのでメモ。
2005年12月発表・2006年1月から出荷・2010年1月EOL、という時代の製品です。
Sun MicrosystemsがOracleに買われたのとEOLが同時期なので、「Oracleは無関係」な Sun Microsystems 製品と言いたいところですが、最新のファームウェアにすると Copyright が Oracle になります。(どうでもいい)
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条件が揃うと、nextcloud の occ status のような単純な処理でも segmentation fault が発生する。
根が深かったのでメモっておく。
概要
php で mysql と curl の extension が両方あり、mysql 5.7 以降と openssl 1.0系(以前)を組み合わせていると不具合が発生する(場合がある)。
pkgsrc(2019年2月頃~)の mysql のデフォルトは 5.7、NetBSD 8.[01] の openssl は 1.0.2k、なので引っ掛かりやすい(はず)。
(NetBSD 9.0 からは openssl 1.1系になるはず……)
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pkgsrc/www/php-nextcloud などが特定条件下で segmentation fault になる件もっと読む »
/.../libapr-1.so: undefined reference to `__sync_fetch_and_add_8'
/.../libapr-1.so: undefined reference to `__sync_val_compare_and_swap_8'
/.../libapr-1.so: undefined reference to `__sync_lock_test_and_set_8'
/.../libapr-1.so: undefined reference to `__sync_fetch_and_sub_8'
/.../libapr-1.so: undefined reference to `__sync_sub_and_fetch_8'
……というエラーが出る。
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部屋を整理していたら G4 Mac Mini が発掘されたので触ってみた。
既に NetBSD 4.99 が入っていたので 8.0 のカーネルと置き換えてみたが起動せず。
あれこれ弄ってるうちにパーティション壊してしまったので再インストール。
得られた教訓:
dd if=/dev/zero of=ディスク bs=おおきめ count=1
とかで頭の方を潰して再度pdiskしょしんしゃには厳しいけど、しょしんしゃはmacppcとか使わないからいいか。
NetBSD で PuLP(いきあたりばったり編)
(1) 必要なものを pkgsrc などを使って入れておく。
pkgsrc/lang/python27
pkgsrc/devel/py-pip
pkgsrc/math/coinmp
(CBCなど)
他に(使うなら)pkgsrc/math/glpk
など。
Python は 3 の方が良いのかもしれないけれど、他の用途で 2.7 使ってるので。
(2) PuLP は pkgsrc にないので pip で入れる。
# pip2.7 install pulp
とか sudo
でやるとか、そんな感じで。
(3) /usr/pkg/lib/python2.7/site-packages/pulp/pulp.cfg.linux
を直接編集する。
PulpCbcPath を、pkgsrc の(coinmpの)cbc
に書き換える。
#PulpCbcPath = %(here)s/solverdir/cbc/%(os)s/%(arch)s/cbc PulpCbcPath = /usr/pkg/bin/cbc
(これをやらないと、デフォルトで site-packages/pulp/solverdir/cbc/linux/64/cbc
とかを exec しようとして動かない。)
もうちょいマシな方法があれば教えてください。
Linux 用意するというのはナシで。
dmesg の比較(diff -u の結果の一部)で – が以前から使っている旧プラン(大阪)、+ が現行v4(東京)。
ただし、NetBSD 7.0_BETA/amd64。
プランはいずれもCPU仮想2コア, メモリ1GB, HDD100GB。
qemu が違う(バージョンが上がってる)っぽい。
-Red Hat KVM (RHEL 6.3.0 PC)
+QEMU Standard PC (i440FX + PIIX, 1996) (pc-i440fx-trusty)
物理ハードが新しいっぽい。
(qemuのオプションで変えられるから本当かどうかは謎)
-cpu0 at mainbus0 apid 0: Westmere E56xx/L56xx/X56xx (Nehalem-C), id 0x206c1
-cpu1 at mainbus0 apid 1: Westmere E56xx/L56xx/X56xx (Nehalem-C), id 0x206c1
+cpu0 at mainbus0 apid 0: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2640 0 @ 2.50GHz, id 0x206d7
+cpu1 at mainbus0 apid 1: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2640 0 @ 2.50GHz, id 0x206d7
このへんも qemu のバージョンの違いか。
+hpet0 at acpi0: high precision event timer (mem 0xfed00000-0xfed00400)
+timecounter: Timecounter "hpet0" frequency 100000000 Hz quality 2000
ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S0_] (20131218/hwxface-646)
ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S1_] (20131218/hwxface-646)
ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S2_] (20131218/hwxface-646)
-ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S3_] (20131218/hwxface-646)
-ACPI Exception: AE_NOT_FOUND, While evaluating Sleep State [\_S4_] (20131218/hwxface-646)
piixpm0 at pci0 dev 1 function 3: vendor 0x8086 product 0x7113 (rev. 0x03)
timecounter: Timecounter "piixpm0" frequency 3579545 Hz quality 1000
piixpm0: 24-bit timer
-piixpm0: LNKS: _SRS failed: AE_NOT_FOUND
-interrupting at ioapic0 pin 9
+piixpm0: interrupting at ioapic0 pin 9
virtio のデバイス認識順序が違う。
(略)
qemu のバージョン…
-uhidev0: QEMU 0.12.1 QEMU USB Tablet, rev 1.00/0.00, addr 2, iclass 3/0
+uhidev0: QEMU QEMU USB Tablet, rev 2.00/0.00, addr 2, iclass 3/0
atapibus0 at atabus1: 2 targets
-cd0 at atapibus0 drive 0: <QEMU DVD-ROM, QM00003, 0.12.1> cdrom removable
+cd0 at atapibus0 drive 0: <QEMU DVD-ROM, QM00003, 2.0.0> cdrom removable
cd0: 32-bit data port
-cd0(piixide0:1:0): using PIO mode 3
+cd0: drive supports PIO mode 4, DMA mode 2, Ultra-DMA mode 5 (Ultra/100)
+cd0(piixide0:1:0): using PIO mode 4, DMA mode 2 (using DMA)
大きな違いはなく、どちらも安定しているようです。
VPSなので利用状況によって変動はあると思いますが、整数演算などは新しいv4の方が少し速く、ファイルI/O他は同程度のようです。
わざわざ乗り換えるほどではないですが、新規なら v4 で良いと思います。増設の場合は、同じリージョンでないと(仮想)スイッチが使えないので、どうするか迷うところ。